URLリライト・オプション
セッション維持方式で頻繁に使われるのは、「cookieオプション」です。なぜならクッキーは、パソコン用のWebブラウザでほとんど利用可能だからです。汎用性が高いことがメリットですが、当然デメリットもあります。たとえば、セキュリティの関係でcookie利用をしていないケースです。クッキーを利用していないのですから、使うことは不可能です。他にも、携帯電話のブラウザでは最初からcookie利用が不可能となっています。したがって、cookieオプション以外のセッション維持方式も取り入れる必要があるということです。
そこで利用するのが、「URLリライト・オプション」です。これは、クライアントが初めてアクセスした時に、WebサーバはセッションIDを埋め込んだURLを作成して、Webブラウザに通知するのです。そして、通知した後でWebブラウザは「セッションIDが埋め込まれたURL」でサーバにアクセスするのです。IDが埋め込まれたURLを使うという所が一番のポイントです。
この仕組みを使えば、cookie利用不可の端末でも問題なくセッション維持ができます。ロードバランサは、リクエストからIDを検出して、そのIDを発行したサーバに振り分ける作業を担っているのです。